“Tank-top Festival 2026” in 志摩スペイン村
通称タンクフェス。
今年で3年目となるこのフェスは三重県志摩市にあるテーマパーク、「志摩スペイン村」でヤバイTシャツ屋さんが主催するフェスだ。
志摩市とは2026年に観光大使になり、めでたく″公式の癒着関係”になった。
地元・三重県民である私は、昔年パスを持ってたくらい志摩スペイン村には愛着がある。
慣れ親しんだ場所が「ロックの聖地」に変わるこの日は、何物にも代えがたい時間だ。
一昨年、去年と参加して、今年は仕事の都合で5/10.Day2のみだが、また参加することができた。
最高の1日になるはず。
が、予想外の試練が待ち受けていた…。
波乱の幕開け:前代未聞の駐車場サーキット事件
気合を入れて第3駐車場に到着。
駐車料金を支払い「さあ行くぞ!」と意気込んだ瞬間、1台も車がいない広大な敷地でスタッフさんから一言。
「まだ誰も来てなくて、バスがいつ出るか分からないから第2駐車場へ行って」
マジか…。
1200円返金してもらい、言われるがまま第2へ向かうと、駐車場待ちの列。
やっと入れるかと思ったら、今度は「第3へ行って」との指示。
ウソでしょ…
駐車場サーキットなんてええねん!
結局もとの第3駐車場へ戻るともう車がいっぱい。
最初からここで待たせてくれたらよかったやん〜😭😭
たらい回しで結局30分ものタイムロス。
9:30の開演に間に合わず。。
モヤモヤした気持ちで会場行きのシャトルバスに乗る。
手厚すぎるおもてなし!限定るるぶと「タンクトップくんを探せ」
バスを降りると、タンクフェスのパネルと、垂れ幕がお出迎え。
モヤモヤがワクワクに変わる。


まずは物販へ直行。
お目当てはHEY-SMITH。
Tシャツ、タオル、靴下、キーホルダーを購入。
靴下はポーチ入りですごく可愛い。

早速靴下、タオル、キーホルダーを身につけて、チケットをリストバンドに交換。
これを巻いた瞬間、一気にフェスモードに切り替わる。

そして、配布されたこの冊子。

るるぶとコラボの、『るるぶ特別編集 タンクフェス2026』
メンバー特別インタビューや、志摩市ガイドなど、8ページにも渡るボリューム。
これが無料で配られるなんてエグい。
いつものスペイン村がヤバイTのおもてなし一色に
入口を入るとフードやお土産が立ち並ぶアーケード。
ヤバTのコラボフードはどこも行列。
アーケードを抜けると急に現れるフェス会場。

開演は12:00。
それまで毎年恒例のイベント、「タンクトップくんを探せ」をりながら、パーク内を散策。

こんな感じであちこちに一文字ずつタンクトップくんが隠れているのだが、これがけっこうムズい。
しかしこれをクリアできれば、ステッカーがもえるから頑張るのだ。

天気は晴天、会場内はタンクトップの装飾だらけ、ゲストをめいいっぱい楽しませようという、ヤバTの心意気を感じる。
こんなにスペイン村のゆるい雰囲気が合うバンド、他にないと思う(笑)
BGMもずっとヤバTで、フェスTシャツを着た顧客がそこらじゅうで歌ったり踊ったりしている…。
ライブ始まる前なのにもう楽しすぎる!
【ライブ前半】圧倒的貫禄のHEY−SMITHと、意表を突いた打首
HEY-SMITH:貫禄のパフォーマンスとツンデレMC
いよいよ開演。
入場整理が始まり、会場に人が集まる。
トッパーはHEY−SMITH。
去年、10-FEET はフロート登場。
だから今年HEY-SMITHがトッパーと発表された時、
「もしかしてフロート乗る!?」
と期待していた。
……が、猪狩さん本人がXで「人数的に乗れません」との投稿もあり、フロート登場はなし。
まずはステージにタンクトップくんが登場し、開演のお知らせ。
そして、HEY−SMITHの登場。
一音鳴った瞬間に会場のボルテージが爆上がり。
フロート演出なんて不要なほどの圧倒的貫禄。
一瞬で、ここまで一気に盛り上げられるのはHEY−SMITHしかできない。
猪狩さんのMCがこれまた最高。
「ヤバT呼んでくれてありがとなー!しかし遠いわ!ここ。どこやねん!」
三重県民からすれば「あのヘイスミスが志摩におる」という事実だけで胸熱すぎる。
遠いところありがとう。
そして「いくぞスペイン村ー!」と叫んだ後に『California』笑
レディオ、イントゥーザ
と続き、次のMCでは
「ヤバTとフェスに呼んだり呼ばれたりするようになるとは思わへんだわー。
だって、暗いしキモいし、目つき悪いし。」
と散々いじる(笑)
「でもそんなん関係なかった。
音楽が繋げてくれた。」
と、言って3曲を演奏
そして最後のMC。
「助けて欲しい時は俺らを呼べよ!」
からの
『 Say My Name 』
いや、たまらんて。
これ書いててまだ余韻。
しかもあの散々ディスった後の仲良しアピール。
ツンデレですか!?
猪狩さんはMCまで天才なのでした。
打首獄門同好会:リアルタンクトップくんがフロート登場
2番手はサバシスター。
去年まではメインステージのみやったけど、今年からはエンパシーホールという屋内のサブステージができた。
ここは人数制限があり中には入れず、口惜しくもサバシスターは見れなかった。
次は打首獄門同好会。
まさかのここでフロートで登場。
大澤会長がタンクトップくんになって、うまい棒を手に揺られてる。
は?
って思った人は公式Xを見るのだ。
そして、「猪狩秀平が乗ってるとこ見たかった人、正直に手を上げるんだ。オレも見たかったわ!」
もちろん猪狩さんフロートは見たかった、しかしこんな登場されちゃぐうの音も出ない。
うまい棒を配って、「デリシャススティック」。
「タンクトップフェスなのになんでお前らTシャツなんだ」
って「筋肉マイフレンド」でみんなでスクワット。
ワケわからん楽しさ。
からの、明日から月曜日とか、次の祝日まで10週もあると、一気に現実に突き落とす会長。
「はたらきたくない」が、共感超えて胸に突き刺さる。
次はシンガーズハイ。
サバシスターで学んだこと、早く行かなきゃ間に合わない。
打首最後までみたい、でもシンハイもみたい。
葛藤の中何度も振り返りながら
泣く泣く次のステージへ移動。
サブステージの熱狂と課題
シンガーズハイ:テーマパークがライブハウスに変わる瞬間
早めのステージ移動が幸をなし、無事サブステージに入場。
入ってびっくり、完全にライブハウスやん!
この規模(800~900くらいかな)の箱でシンガーズハイが見れるのは本当に嬉しい。

特に印象的だったのが『ノールス』の演出。
サビで突然、演奏も照明も全部止まる。
会場が一瞬真っ暗になって、
「え?」
と空気が止まった次の瞬間、
音と照明が完璧に噛み合いながら一気に爆発する。
あの緩急と没入感は、
屋内ステージでしかできない演出だった。
最後はまさかのネコ飼いたい。
なんとヤバTメンバーが登場して、会場は大盛り上がり。
演奏が終わって、またメインステージへ移動する。
この時すでに予感はしていた。
一旦出てしまったら、もう戻れないかもしれないということを。
けど、ORANGERANGEを見ないでいいのか、
いや、いいわけがない!
ORANGERANGE:世代を超えてヒット曲のオンパレード
サブステージを出ると、外は案の定入場待ちの列。
並行して、コロシアムでは滝音、令和ロマンのステージがあったが、こちらも入場制限でもう入れなくなっていた。
やばいやん、と思いつつ、メインステージに戻る。
ORANGE RANGEはヒット曲のオンパレードで、会場全体がノリノリの状態に。
誰もが知る名曲の力で会場が一体化し、フェスの多幸感に包まれた時間だった。
そしてまたまたサブステージへ戻る。
次は超能力戦士ドリアン。
無理だろうけど、無理かもしれないけど、行かなきゃ絶対後悔する。
大好きだからこそ言いたい「運営への提言」
サブステージはやっぱり入場待ちの列。
一筋の希望を持って最後尾に並ぶ。
リハが始まり、本番。
まだまだ入れるような雰囲気はない。
こればかりは仕方ないと大人しく音漏れをきく。
会場が大盛り上がりしてる様子が伝わってきて、すぐ近くでライブしてるのに、見れない悔しさが込み上げてくる。
同時進行のお笑いステージも入場規制がかかっており、行き場を失う「どん詰まり」状態に。見られないファンが多すぎたことを受け、ドリアン側が異例の判断として、ライブ映像をほぼフルでXに公開するという事態にまで発展。
この状況を受けて、運営さんには切実な提言があります。規模が拡大し、非常に楽しいフェスであるからこそ、来場者数に対してサブステージ(エンパシーホール)のキャパシティが圧倒的に不足しているという課題は、次回の改善を強く望みたい点です。
もちろんフェスなんで全部見れるとは思ってません。
それでも今回はあまりに悲しい思いをした人が多すぎたと思います。
タンクフェスは1年目がワンマン。
2年目からフェス形式になり、今年はついにステージ増設。
どんどん大きくなっているフェスだからこそ、今後さらにより良いフェスへと成長していくことを切実に願っています。
お腹をかかえて笑った四星球と、諦めない気持ちが繋いだWienners
ドリアンを諦め、次はシベレス広場での四星球のステージへ。
入場規制で沈んでいた気持ちを吹き飛ばしてくれるような、とにかく笑える最高のステージだった。
ちょんまげまん、「者!者!者!者!皆の者〜」って歌うし、
10FEETナオキさんと、もりもりの登場で涙が出るくらい笑った。
逆にヤバTとのエピソードで少し泣きそうになったり、感情が追いつかないステージやった。
四星球のライブで思いっきり笑った後、ダメ元でWiennersのステージへ向かう。
なんと最後の最後で入場に成功!
諦めずに粘った、執念の勝利。
会場を盛り上げるパワーのあるバンドで、本当に生で見れてよかった!
奇跡のフィナーレ:ヤバTがかけた魔法
そして、いよいよ大トリ、ヤバイTシャツ屋さん!

面白いのが、主催側ステージへ出演者側がどんどん混ざってくること。
これ、普通のフェスではそんなに多くない。
「肩have a good day」でORANGERANGEの”HIROKI”さん
「喜志駅周辺なんにもない」で、”打首”。
毎年恒例のスペイン村キャラクター登場では、まさかの ”四星球” がクオリティの低いお面を被って登場。
絶妙に偽物っぽい完成度で本家会場でやるのはズルすぎる。
「Come back my dog」ではヘイのホーン隊とコラボ。
だけかと思いきや、いがりんとYujiくんまで
ホントこんなフェス他にない。
みんなめちゃくちゃ楽しそう。
そしてどこか少し浮かれて見えちゃったりもする。
たぶん、それがスペイン村の魔法。
ヤバイTシャツ屋さん だからできる。
志摩スペイン村 だからできる。
タンクフェスだから成立する空気だった。
駐車場トラブルから始まり、入場規制による悔しさもあったが、それを上回るほどの最高のパフォーマンスだった。
テーマパークならではの特別な空間、そしてアーティスト同士の愛ある絡みに、終始笑顔が絶えない一日となった。
タンクフェスは、音楽の力とテーマパークの魔法が融合した、まさに奇跡のフェス。
来年も、この最高の体験を求めて、志摩スペイン村に足を運びたいと思う。
顧客の皆さんまた来年会いましょう!


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